論述対策必須の一冊!!日本語の作文技術 概要 〔著・本多勝一〕

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 写真の通り、日本語の作文技術には無印と実戦編と、二種類出版されているので今回は無印の方だけ紹介します。(かなり簡潔な紹介です。)

 

ページ数は300ページ程です。

 

章立ては第九章まであります。

 

レビューポイントは、

  ①良い点、悪い点

  ②どういう人にオススメか

  ③個人的に楽しかった部分の紹介。

です。

 

全体的な流れとしては、

 

私たちが意識せずに誤って使ってしまっている文法ミスなどを提示、そのミスによって生じる解釈の難を指摘、そしてその文章の正しい書き方を示す。

 

といった流れになっています。

 

著者は"正しい文法"よりも"分かりやすい"という事に重きを置いているため、文法信者の方は使わない方がいいかもしれません。ただ、論述で減点となるような文法を使っている訳では決してないので、そこはご安心下さい。

 

 

①良い点、悪い点

【良い点】

・作文技術を教える本のため、無論かなり読みやすい。

・私たちが誤用してる文構造を多く取り扱っている。

・例が多くとても分かりやすい。

・分かりにくいところには簡潔な図を用いている。

 

【悪い点】

・一つの事に関して冗長すぎる説明がある。

・読みやすいが、必要十分を過度に超えた情報があり、一番重要なことが分かりにくい。

→これに関しては上手くまとめてあるが、それでも少し"重要度"という点では分かりにくい。

 

 ②どういう人にオススメ?

この本のオススメはズバリ、

・受験科目において、論述が必要な人!(国語、社会、生物、小論文を使う方など)

・社会人全員。

 

受験生は時間がないと思うので論述が必要ない方はすぐ読め!とまでは言いませんが、

社会人は全員が読むべきでしょう。今の日本人で、分かりやすい文章を書ける人がとても少ないということを、この本を読むことで痛感することができると思います。

 

③個人的に楽しかった部分

第5章の「漢字とカナの心理」

ではひらがな、カタカナ、漢字をどのように組み合わせ、表記していくかについて明確に説明がなされています。

 

私は知っている漢字は全て漢字に、できるだけネイティヴ発音に近いカタカナを選んでいましたが、この章を読むことで色々新たに学ぶことができました。

 

ひつよういじょうにひらがなを用いたり、必要以上に漢字を網羅的に文章に組込む事による文章の読みにくさなどを深く学ぶことができました。

 

この本を読むことで圧倒的に読みやすい文章が書けるようになるでしょう。

 

是非読んで下さいね。

【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)

【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)